今回、特集記事としてブログに掲載した「食中毒」は、主として微生物が原因の伝染病とも称される感染症のひとつですが、それに因んでこの分野で歴史上偉大な成果を成し遂げられた次の3方を選び、各々が残された名言をここにご紹介します。

近代細菌学の開祖

Scientific Identity, Portrait of Louis Pasteur ルイ・パスツール(1822~1892) フランス パスツール研究所創設者 フランス

Scientific Identity, Portrait of Louis Pasteur
ルイ・パスツール(1822~1892) フランス
パスツール研究所創設者 フランス

■ルイ・パスツール Louis Pasteurフランス
1822年12月27日~1895年9月28日 〔仏〕パスツール研究所開祖
業績:従来からの生物の自然発生説を綿密な実験によりくつがえし、「生命は生命からのみ生まれる」という説を強固なものとしたと共に、化学分野、生物・医学分野で後の世にとって非常に貴重な多くの功績をあげられました。

残された名言:

  • 「幸運の女神は準備されたところにやってくる」
  • 「偶然は準備のできていない人を助けない」
  • 「準備を怠る者にはチャンスは絶対に訪れない」
  • 「偉大な人々は目標を持ち、そうでない人々は願望を持つ」
  • 「私が目標を達成できた秘訣を教えよう。それはね、絶対にあきらめないことだよ」
  • 「科学と平和が、無知と戦争に勝利することを、私は確信している」
  • 「科学には国境はないが、科学者には祖国がある」

 

ローベルと・コッホ Robert Kock(1843~1910) コッホ研究所創設者 ドイツ

ローベルと・コッホ Robert Kock(1843~1910)
コッホ研究所創設者 ドイツ

■ローベルト・コッホ Heinrich Hermann Robert Koch ドイツ
1843年12月11日~1910年5月27日 〔独〕コッホ研究所開祖
業績:炭疽菌、結核菌、コレラ菌の発見、細菌培養法の基礎を確立、感染症の病原体を証明するための基本方針「コッホの原則」を提唱し、感染症研究の開祖と称されています。
下記の北里柴三郎は門下生です。

残された名言:

  • 「決して降参するな」

 

感染症の予防と治療に貢献 医学者、細菌学者 北里 柴三郎(1853~1931)日本 北里研究所創設者

感染症の予防と治療に貢献
医学者、細菌学者
北里 柴三郎(1853~1931)日本
北里研究所創設者

■北里 柴三郎 日本
1853年1月29日~1931年6月13日 〔日〕北里研究所開祖
細菌感染症の予防と治療に貢献した日本の医学者・細菌学者、日本の細菌学の父と称され、多くの著名な門下生を世に送り出しています。
慶応大学医学部創立者、北里大学学祖、日本医師会創立者兼初代会長

残された名言:

  • 「古人は言う、『医は仁の術なり』、また言い『大医は国をす』と。医の真道は天下の蒼生そうせい(人民)にして各その健康を保ち、その職に安んじ、その業を努めしめ、もって国家を興起富強ならしむにあり」
  • 「研究だけやっていたのではダメだ。それをどうやって世の中に役立てるかを考えよ」

なお、北里が貫いたこの理念を受けて、彼が学祖となっている北里大学は次のスクール・モットーを掲げています。

「叡智と実践」 Sophia kai Ergon (Wisdom and Practice)